TROUBLEインプラントの代表的な失敗例

インプラントの失敗が起こる原因

  • グラグラする

    グラグラする

  • インプラント歯周炎

    インプラント歯周炎

  • 腫れ・痛み・しびれ

    腫れ・痛み・しびれ

  • 割れる・外れる

    割れる・外れる

インプラントの失敗例はこれまでにメディアでも取り上げられています。
歯科医師の経験不足、感染に対するリスクが考えられていないなど要因はさまざまです。このような失敗数を歯科業界全体で減らし、つらい思いをする患者さまを減らすことに繋げられたらと思います。

インプラントの失敗をなくすためには、まずはどのようなことがインプラントの失敗につながるのかを事前に知っていただくことが重要です。その上で、治療先の選択を間違えないようにしていただければと思います。ここでは、実際にあったご相談例をご紹介いたします。

相談を受けた他院での失敗例

  • 歯科医師の技術不足により、骨を深く削ることができないために、埋めこみが浅すぎてインプラントが脱落した
  • 深く削りすぎて、神経を傷つけてしまった
  • 患者さまの全身状態を把握せずに手術をした結果、術後の経過が悪く、再手術となった
  • 手術中に操作や手技のミスで感染を起こしてしまった
  • 器具の滅菌や衛生管理体制が不十分なために起こる感染リスクを助手スタッフが把握していない
  • 設備が古いまたは、整っていないために、確実な手術が行えず術後の経過が思わしくない
  • 歯肉が下がってきてインプラントが見えてきたが正しい対処ができない
  • インプラントと他の歯を比べた時に見た目が悪いという相談を受けたが、正しい処置が自院でできない
  • 手術はうまくいったが、セラミック製人工歯を装着する段階で咬み合わせが悪くなり、
    その後の不快症状が続く(腫れ・痛み・しびれ)など

インプラント治療による失敗はなぜ起こるのか

技術不足や不十分な設備でのインプラント手術によって起こる、さまざまなトラブルがニュースになりました。そのために多くの方がインプラントに対する過剰な不安を抱くことになり、「インプラント離れ」が進んでしまったことは否めません。
また、インプラント治療先を料金だけで決定したばかりに、治療後の体制や治療結果に不信感や不安を抱く方も多く、当グループへのインプラント治療相談数も年々増えている状況です。

インプラントは一般の歯科治療と大きく違い、手術前の患者さまの健康状態把握など、事前の体調把握・管理はもちろんのこと精度の高い技術が必要です。可能性のあるリスクをしっかり把握し、想定すること。そして、どのようなことが起きても、歯科医師が冷静な判断をし、適切な処置をする。これが基本です。

インプラント治療による失敗はなぜ起こるのかインプラント治療による失敗はなぜ起こるのか
  • 医療事故やトラブル発生傾向

    • 経験不足による焦り、冷静な判断の欠如
    • 骨の状態や神経の位置など、状況把握を怠ったことによるトラブル
  • 医療事故やトラブルをなくすために

    • 熟練された経験者による治療、精密な検査や状況把握
    • ゆとりのある手術環境の構築

歯科医師がゆとりを持って手術をおこなうことは、トラブルを未然に防ぐために大切な要素です。ゆとりがあることで気配りやきめ細やかな対応ができ、それが結果として患者さまの満足度にも繋がります。医療従事者が思っている以上に患者さまの不安は多岐に渡ります。
日本全体で起こっているインプラントの失敗や医療事故を減らすためにも、患者さま一人ひとりの不安にしっかり向き合い、各連携歯科医院と協力しながら、より安心で安全なインプラントを提供していくことが重要だと考えています。